不登校の最後のまとめ
以上がこのアンケートの概略である。
このように不登校では三者のすれ違いが生じ、問題解決への糸口が見えにくくなっている。文部省では不登校の原因をこのように分類している。
外傷経験をきっかけとした恐怖症型(急性形)・登校を避ける理由や強い葛藤がない怠学型・友人つき合いに困難なため登校しない集団適応失敗型・原因不明の身体の不調を訴える心身症型・精神障害型・分離不安型・反復型・その他である。
このように不登校にはさまざまな原因が考えられ、ひとくくりの言葉でまとめてしまっているから解決の糸口が見えなくなってしまっているように思える。
不登校の問題には新たな言葉を作る必要がある。同じ不登校でもさまざまな種類と原因があるのだからそれに応じて言葉をかえると本人にも他社にも不登校が見えやすくなるのではないだろうか。
アメリカでの不登校は日本との現状にいささかそぐわないものであった。
日本では、本人・家庭・教育機関の方向性のずれを見つめなおすことと、不登校が多様化してきているため、さまざまなパターンに合った言葉を考えていく必要がある。